EPISODE1

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茶色い肌をした一人の少女がいました。
小さいときから少女は、
自分は醜いと信じて生きてきました。
少女には、4人の姉妹がいて一番上の姉は
目がぱっちりのふたえで、
近所でも評判の可愛い女の子でした。
いつもその美しさに父や母からも自慢の娘だったようです。

そんな姉の姿を見て少女は、
瞳はぱっちりのふたえのほうが可愛いんだと思い込んでしまいました。

でも少女の目は、ひとえまぶたのうっすらとした瞳。
少女は思い込んでしまいました。

わたしは可愛くないんだ。

EPISODE2

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2番目の姉は肌の色が透き通るほど真っ白でした。
周りの大人達は、その真っ白な2番目の姉を見て
奇麗で美しいと魅了されていました。
パパとママは、その肌の色を保つ為に、
外敵から守る為に可愛い洋服を次々とプレゼントしていました。
そんな真っ白な肌を持つ2番目の姉をみて、
少女は自分の肌の色と比べました。
少女の肌の色は、茶色かかった色に公害に
あっても大丈夫なほどの強い肌。少女は、思いました。

わたしは可愛くないんだ。

EPISODE3

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3番目の姉は髪の毛がまっすぐでサラサラで
その美しい髪の毛はいつも良い香りが漂っていて。
3番目の姉は、その髪の毛の美しさに
やさしいパパとママはいつも髪の毛を
丁寧に洗ってくれていました。
3番目の姉は特に弱かったので、
少しパパとママからはなれるとすぐに体調を崩します。
なので、パパとママは3番目の姉をいつも抱いてました。

少女は思いました。


弱くないと愛してもらえないんだ。

EPISODE4

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少女は自分の姿をみて深く傷つきました。
わたしは、他の人と違う
瞳もひとえでうっすらしているし、
肌の色も茶色でとてもきれいとは言えない。
髪の毛も天然パーマで手入れもされてなく、
体も太っちょだった。
それに、なにより少女は体は健康で強かったです

パパとあんなにやさしく見つめ合った事なんてないし、
ママに抱っこされた事もない。

少女は泣き出しました。
わたしは、なんでこんなに肌が茶色いの・・・
わたしは、なんでこんなに可愛くないの・・・
わたしは、なんでこんなにくるくるパーマで他の人と違うの・・・
なんで、わたしはこんなに健康なの・・・
わたしは、誰にも愛されていないんだ。

誰も・・・誰も・・・この世で
誰も私を愛していないんだ・・・。
大好きなパパやママでさえ、
姉ばかりに注目してばかりで・・・

幼い少女はその事を信じきって生きてきて
それはいつしか、少女の信念になっていました。

EPISODE5

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少女は、自分以外の何ものかになって
愛されるように努力し始めました。
奇麗になりたい・・・
瞳をぱっちりふたえにすれば、
きっと愛されるはず。

そうだ、肌を奇麗になれば愛されるかも。
髪の毛にいつも秘密のオイルで伸ばして・・・

そっか・・・
体が太いから愛されなかったのね
食べ物は食べない努力して・・・
体はガリガリになったけど・・・

愛されなかった。

どんなに努力しても愛されない少女は、
自分を攻撃するように
自分を否定し出しました。

こんな子いなくなればいいんだ
こんな子粗末にされてオオカミに
食われてしまえばいいんだ

EPISODE6

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少女はいなくなる覚悟をしました
草むらに寝転び自然と一つになり
とけ込もうとしたとき
何かが覗き込んできました

可愛いうさぎです

涙をたくさん流していた少女の瞳に
うっすらうさぎが見えました。

あなたも私を粗末にしに来たの?

うさぎは首を横に振り、
自身の事を「リラ」と名乗りました

リラは少女の心の中の愛の空間から現れたと言います。
あなたの愛の中にいつも住んでいたのだと。

「そのままのあなたを愛しているよ」
リラは言います。

EPISODE7

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あなた以外の何者かになろうとしないで・・・。
少女はこのままでは愛されないと信じてしまった時から、
自分への攻撃の旅が始まった
少女の生き方に制限もいっぱいつくった
少女への限界をいっぱいつくった
でも
おもいだしてほしいの。
あなたは最高に可愛い姿をしている
ユーモアで愛らしくて純粋な心を持っていて
何より真実を見る瞳が美しい。

あなたの愛は何者にもなる必要はなく
あなたのままで最高に愛される存在なんだよ

早く思い出して、僕は待っているのに・・・

あなたは自分を愛するために、
きらいな自分の姿をこの世にたくさん創りだした
僕はありのままを愛しているよ

たまにリラは、自分の事を僕と呼んだ・・・

EPISODE8

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少女の目には涙がいっぱい。
愛されてると感じたのは初めてでした

「愛されている」とう感情は、
自身の本当の自分の素晴らしさに気がついたようです。

思い出しました
自分が愛されていたことを
パパとママは少女が生まれたときに
この子の瞳は奇麗で美しく何よりも
一重のところをほめてくれたことを
姉は、少女が生まれたときに嬉しくて、
一晩中輪になって踊ってくれたことを
ママはいつも子守唄を歌いながら抱っこしてくれたことを
何より少女が少女自身を
否定しなかった平和でむじゃきな日々を

ありのままの少女で
たくさん褒めてもらった日々のことを思い出しました。

EPISODE9

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いつしか 少女は自分はこのままでは
「愛されない」と否定してしまったようです
そのことに深刻に考えすぎてしまったが為に、
自分自身を失ってしまいました。

最後にリラが プレゼントをくれたのは
「自分が自分自身の事を愛している」という感情でした。
自分を愛しているという心、
それは人生に魔法がかかるように、奇跡をもたらします
いつでも愛を送ってくれているリラ。
リラは最後にこう言って
わたしの心にふぁ〜っと入っていきました
「自分の事を愛したら達成できない経験は終わり。現実は希望どおりになるよ」

リラは少女の心の中で生き続ける愛の姿です

EPISODE10

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少女の本当の心は美しかった
それが少女の真実でした

少女は自分の真実の姿を知りました。

少女の肌はみるみる茶色から、
真っ白の透き通る肌に。
瞳は相手の愛をも見る事が出来るほど純粋で
そしてぱっちりの二重に
髪の毛はすらすらと伸び美しいまっすぐの黒髪に。
美しい足と腕。

どんなに努力しても達成されなかった外見の美しさは
魔法にかかったように奇麗になったのです。
内側から輝くことにより、
辛いと思っていた人生はまったくの好転を見せたのです

「今までのことは終わりにして」

EPISODE11

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自分を愛した瞬間 感じて生きてきた現実は、
自ら創りだしてしまった恐れなのだとしりました。
最初は小さい事を否定した自分でした。
自分にダメを創ってしまった時からでした。

それから心の美しい少女は、
相手の良いところをたくさん愛するようになりました。
自分に否定しないと相手のことをそのまま愛することが
出来るんだよとリラは心の中で呟くのが聞こえます。

リラはいつでも心の中にて、少女を愛してくれている
いつも可愛い~可愛い~と言ってくれていて

少女のこころと一つになって愛してくれています。

自己否定は辞めました
それよりも いつも自分を認めてあげることにしました
リラがいつも心にキスするから。
だって、だって、そのままの少女を愛しているっていうから。

EPISODE12

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それから少女は
真実の愛に出会いました。
大好きな男性が現れたのです
出会った瞬間からすでに愛しているという
ぬくもりが溢れる「真実の愛」でした

その男性はそのままの姿の少女を
愛しているといいます。

愛にであったというより、
やっと触れ合れあえたという感じで。
出会ったばかりなのにずっと前から愛している人

あなたの名前はなんて言うの・・・

僕の名前は「リラ」
「はじめからあなただけを探していたんだよ」
僕に出会ってくれてありがとう・・・

1秒よりも長く感じる永遠がふたりにおとずれ
2人は魔法があるように心に触れあいました

リラは少女にとって何もかもがぴったりでした

EPISODE END

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お互いは永遠の愛を誓うのでした
いつも真実でいると約束して交わされた結婚は
ゴローン ゴローンと大きなゴールドの祝福の鐘とともに。

天使も妖精もエレメントからも
地球全体のすべての祝福をうけて

心がもたらす奇跡は本当に素晴らしかった
地球にはキラキラする神性な存在が
いつもダンスをしていて
全ては心から生まれている奇跡。

リラは誰の心の中にもいます
ずっとあなただけを探していたんだよ・・・

真実のあなたが好きと
ハートにキスしています。

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